11月29日ー30日にOB,OGの参加でドライブ会を実施しました。9名の参加。勝沼から山中湖まで旧道の峠を通って昔夏合宿をしたレイクピア岳麓へ行きました。 その様子は後日報告しますが,久しぶりの山道の運転で,夜の宴会後に途中撮ったビデオを見ながらハンドルの回し方が議論になりました。
こういう議論をするのも学生に戻った気分ですが,皆様は どの意見がお好きでしょうか? またどのようなハンドルの回し方をしていますか?
議論
ハンドル操作の件
Aさん;
私の方法を述べてみます。私の方法はあくまでも、一般道を普通よりちょっと速めに走る時の方法で、サーキットやジムカーナのためではありません。
まず、ハンドルの持ち方ですが、ハンドルの下に親指を入れて「握る」事はしません。親指をハンドルの上面、円周方向に添えます。握ると次の操作がコンマ何秒か遅れるためです。
手の操作範囲は原則、右手が12時、3時、6時まで、左手は12時、9時、6時です。操作時は必ず片方の手が主、反対の手が従で、両方の手の同じ力で操作することはありません。片方の手は引く、反対の手は押す、と言う操作を同時に行うことは、なぜかギクシャクする感じがします。この辺り人間工学的にどうなんでしょうね。どなたか説明していただけますか? 例えば左コーナーの時、コーナーの深さによって12時か9時辺りにあらかじめ左手をもってきて、左手だけで操作します。右手は4時か5時くらいで待機し、次の操作に備えます。右手はハンドルに触れている程度で、左手で操作時は滑らせます。切りたす時は右手で5時から押します。ハンドルを切りたす必要がなくなったと判断した段階で右手を12時くらいに持って行き、戻しは右手は主、左手は従です。
高速道路や一般道の直線で、大きくハンドルを切る場面がない時には、ハンドルの下(5時から7時)を持って、リラックスして走ります。長距離ではこれが一番疲れません。
高速道路でも一般道でも、一番基本的に重要なのは、見える限り遠くを見て、早く道路状況を確認することですね。元F1ドライバーの中島さんがテレビで安全運転の極意として、「自分の車の前後を、上空から見ているように確認しながら走ること」と言っていました。まさにそのとおりです。
Bさん;
ハンドルを引く方向に回す。左カーブで左手を上から下の方へ操作すると、左カーブですから、Gは右にかかります。左のひじが体に密着していますので、身体が安定します。右で押すのに力を入れていると、右手の肘が離れる方向ですから安定しない、微妙にですが、その様な事で安定したコーナリングになるのでしょう。
Cさん;
ちなみに今の私の回し方は 都立大自動車部方式(Bさんの方式)と使い分けますが, 9時15分を持ち両手でそのまま回します。 力加減は両手のうち引手が主になるのは大学方式。 これのメリットはかなりの山道でもいちいち持ち替えないで済むからです。 茂木サーキットの運転講習時にインストラクターから教わった回し方です。 どんな時でも手の位置はハンドルのスポーク部分にあり,切り足りなくて持ち帰る時も180°先のスポーク部分。 でもやってみると180°先は持ちにくいので 90°先のハンドル下部のスポーク部分にしています。
Dさん;
私の方法は下記のようなものです。
1)グリップは小指と薬指側、親指と人差し指は遊ばせるような感じで。ステアリングの握り方として、これをいつも心がけています。
2)持ち位置は右ハンドルの場合は2時40分、左ハンドルは10時20分。ヨーロッパではマニュアルに乗る機会が多かったので、こうなりました。
トヨタの運転教育では10時10分もしくは9時15分を推奨していましたが、これは関谷正徳さんのアドバイスによるものらしいです。レーシングドライバーは、基本押しハンドルが多いです。押しは大きな舵角には向いていませんが、腰と上体をしっかりシートとベルトで固定されていれば、微修正がしやすいのが特徴です。レースでは大舵角時も持ち替えはしません。180degプラスアルファぐらいで、小コーナーも曲がれるので。パワステのない時代は大変だったでしょうね。
ちなみに私の回し方は、基本は山道でもレーシングドライバー方式。ヘアピン的なタイトなコーナーでは自動車部方式の引きハンドルで初期舵角をかせぎ修正は押しで、という混ぜ合わせ方式です。最近の車はパドルシフトが増えましたから、コーナリング中のシフトチェンジを考えると、極力持ち替えなしが理想的と思います。時代とともに運転の仕方も変わりますね。
こういう議論をするのも学生に戻った気分ですが,皆様は どの意見がお好きでしょうか? またどのようなハンドルの回し方をしていますか?
議論
ハンドル操作の件
Aさん;
私の方法を述べてみます。私の方法はあくまでも、一般道を普通よりちょっと速めに走る時の方法で、サーキットやジムカーナのためではありません。
まず、ハンドルの持ち方ですが、ハンドルの下に親指を入れて「握る」事はしません。親指をハンドルの上面、円周方向に添えます。握ると次の操作がコンマ何秒か遅れるためです。
手の操作範囲は原則、右手が12時、3時、6時まで、左手は12時、9時、6時です。操作時は必ず片方の手が主、反対の手が従で、両方の手の同じ力で操作することはありません。片方の手は引く、反対の手は押す、と言う操作を同時に行うことは、なぜかギクシャクする感じがします。この辺り人間工学的にどうなんでしょうね。どなたか説明していただけますか? 例えば左コーナーの時、コーナーの深さによって12時か9時辺りにあらかじめ左手をもってきて、左手だけで操作します。右手は4時か5時くらいで待機し、次の操作に備えます。右手はハンドルに触れている程度で、左手で操作時は滑らせます。切りたす時は右手で5時から押します。ハンドルを切りたす必要がなくなったと判断した段階で右手を12時くらいに持って行き、戻しは右手は主、左手は従です。
高速道路や一般道の直線で、大きくハンドルを切る場面がない時には、ハンドルの下(5時から7時)を持って、リラックスして走ります。長距離ではこれが一番疲れません。
高速道路でも一般道でも、一番基本的に重要なのは、見える限り遠くを見て、早く道路状況を確認することですね。元F1ドライバーの中島さんがテレビで安全運転の極意として、「自分の車の前後を、上空から見ているように確認しながら走ること」と言っていました。まさにそのとおりです。
Bさん;
ハンドルを引く方向に回す。左カーブで左手を上から下の方へ操作すると、左カーブですから、Gは右にかかります。左のひじが体に密着していますので、身体が安定します。右で押すのに力を入れていると、右手の肘が離れる方向ですから安定しない、微妙にですが、その様な事で安定したコーナリングになるのでしょう。
Cさん;
ちなみに今の私の回し方は 都立大自動車部方式(Bさんの方式)と使い分けますが, 9時15分を持ち両手でそのまま回します。 力加減は両手のうち引手が主になるのは大学方式。 これのメリットはかなりの山道でもいちいち持ち替えないで済むからです。 茂木サーキットの運転講習時にインストラクターから教わった回し方です。 どんな時でも手の位置はハンドルのスポーク部分にあり,切り足りなくて持ち帰る時も180°先のスポーク部分。 でもやってみると180°先は持ちにくいので 90°先のハンドル下部のスポーク部分にしています。
Dさん;
私の方法は下記のようなものです。
1)グリップは小指と薬指側、親指と人差し指は遊ばせるような感じで。ステアリングの握り方として、これをいつも心がけています。
2)持ち位置は右ハンドルの場合は2時40分、左ハンドルは10時20分。ヨーロッパではマニュアルに乗る機会が多かったので、こうなりました。
トヨタの運転教育では10時10分もしくは9時15分を推奨していましたが、これは関谷正徳さんのアドバイスによるものらしいです。レーシングドライバーは、基本押しハンドルが多いです。押しは大きな舵角には向いていませんが、腰と上体をしっかりシートとベルトで固定されていれば、微修正がしやすいのが特徴です。レースでは大舵角時も持ち替えはしません。180degプラスアルファぐらいで、小コーナーも曲がれるので。パワステのない時代は大変だったでしょうね。
ちなみに私の回し方は、基本は山道でもレーシングドライバー方式。ヘアピン的なタイトなコーナーでは自動車部方式の引きハンドルで初期舵角をかせぎ修正は押しで、という混ぜ合わせ方式です。最近の車はパドルシフトが増えましたから、コーナリング中のシフトチェンジを考えると、極力持ち替えなしが理想的と思います。時代とともに運転の仕方も変わりますね。
| 23:05
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